Linux on VAIO
自分用インストールガイド(その1)
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「極私的Linuxインストールでぃ」

手順(1)、Turbo Linuxをインストールじゃ。

TurboLinuxに付属の説明書や、参考書によると、Linuxのインストールには
root領域(Linux一式を納める)
swap領域(メモリーの調節)
の2つの領域が最低限、必要であるそうだ。
では、ともかくパーティションを区切って、
Windowsの領域にTurboLinuxのインストールファイル一式をコピー、
しかる後、おもむろにインストールに取り掛かればいい。

基本的に、パーティションを区切るには、大抵HDのフォーマットが必要である。
しかし、全ての情報を消したり、再インストールしたりするのはめんどうなので、
全フォーマットせずにパーティションを区切りたい。
参考書によるとそうゆうものぐさ者のために
SlackwareにはFIPSというプログラムがあるらしい。
でも、ちょっとやばそうなので、いきなり使うのには勇気がいる。
よって、パス

さて、このVAIO505Gは単一パーティション、しかもFAT32で統一されている。
ところが、Linuxは、FAT32は読めないらしい。
したがってFAT16で再フォーマットの必要があると参考書にある。
これはいやすぎ。
結局、Win98(FAT32)を1MB程度に「縮めて」その余った領域を3つにわけて、
一つはFAT16領域にしてインストール用に、あとの2つをLinux領域にする。
うーん、Windowsも初心者なのに、いきなり高度な技!
なまじ難しいので、ここは初心者らしく、市販ソフトに頼ることにする。
で、選んだソフトが「Partision It」であった。
これと同梱されている「Select It」の両者を用いてLinuxとWinおよびDosとの
共存をはかる。

以上から、結局決断しました。VAIO内蔵の2.1GBを
1)Win98(FAT32)領域として1GB
2)FAT16領域として350MB
3)Linux root 領域として650MB
4)Linux swap 領域として70MB
に区切る。
これはPartisionItを使って簡単に区切ることができた。
(ただ、このPartision Itって、Winが必須なのよねぇ。)
このPartision Itは、ありがたいことに、Linuxもサポートしている。
しかし、別にLinuxの領域を認識できると言うだけで、
中身を見たり、いじったりは出来ない。ま、そんなもんでしょ。

次に、参考書の通り、Boot用Diskなど2枚、Win上のDos窓で作成。

あとは、インストールの手順に従う。

そのあたりのことは参考書を見てね。
結局他力本願かよ〜〜!

何しろ全てが初めての経験だから、いちいち引っかかりながらも、
とにかく最後までインストールを終了した。
引っかかったのは、fdiskでパーティションを確認するときと
liloの設定かな。liloはFloppyに書き込む設定にした。

さて、いよいよ、インストールしたLinuxの起動である。
VAIOにFloppyドライブを接続して、LiloのFloppyを挿入、
そして本体の起動。

緊張の一瞬、

"lilo :"の文字が画面の頭に現れる。

慌てず騒がずリターンキー、ぽちっとな。

からからとハードディスクの回転が始まる。
画面を流れる「意味不明に近い」文字たち。

ぴたっ!

止まったみたい。

しばし動きを止める画面と僕。

その後その画面は2度と動き出すことはなかった。
インストールに失敗したのか?
とにかく何度繰り返しても同じところで起動がストップする。

再度インストールをやり直し、起動を試みるが、どうしてもダメ。

おいおい、ほんとかい?
しろーとは考える。
原因がわからん、もしかしてこのVAIOに特有の問題かも
だったら、僕には解決は不可能だ。

おお、なんでやねん!


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