$ su
# cd /
# tar zxvf /mnt/dos/neomagic/xbf-ne~1.tgz
# ln -sf /usr/X11R6/bin/XBF_NeoMagic /usr/X11R6/bin/X
# chmod 4711 /usr/X11R6/bin/XBF_NeoMagic
# cp /etc/X11/XF86Config.neomagic /etc/X11/XF86Config
で、インストールおっけぇ。
あと、新たなXF86Configの変更。
#vi /etc/X11/XF86Config
変更点は、マウスのデバイスの変更、解像度をColor Depthによらず800x600に変更などだ。
#exit
$xinit
おお、Xが立ち上がる、窓が開く。
ただ、この時点では、無味簡素な画面のみ。
なお、現在のXFree86 3.3.3では、NeoMagic社のチップにも対応した模様。今後、Kernelが2.2.xが出ればそちらに乗り換えることになるだろう。
Win上でファイル名はきちんと把握できるのだから、Win上でこれらのインストールファイルを一旦tarを用いてファイル名とファイルツリーごと固めてしまえば良いのではないかと閃いたのだ。あったまいい。
(本当は、外付CD-ROMドライブを認識させた方が根本的解決だと思う。でも全くのしろーとにカーネルの再構築をさせるのもね。)
早速適当にWWWでうろうろすると、その名も「tar32.dll」というやつがあった。これを用いれば、tarできるとか。おっけぇ。
説明書をよんで使い方を理解。
Dos窓を開いて
>tar -cvf D:\pje.tar D:\PJE\Install\*
としてやると、見事PJE install一式が固まった。これをLinux上で解けばよい。
ここでPackageはcannaベースのやつを選ぶ。# cd ~/temp
# tar -xvf /mnt/dos/pje.tarここからは参考書(PJE-HOWTO)の記述にそって行う。
# cd pje/install
# sh jeinst.sh
…
# cd ..
# cd packages
# kon
# ezinst
…
/etc/pcmcia/configに以下を追加。
card "Corega Ethernet Card"
version "corega K.K.","corega Ether PCC-T"
bind "pcnet_cs"
/etc/pcmcia/config.optに以下を追加。
module "pcnet_cs" opts "use_shmem=0"
これでカードの認識はおっけぇ。
あと、カード認識後のネットワーク設定のために
/etc/pcmcia/network.optsを変更しておく。
ここでの設定はpcmciaのカードが有効になった時のみ利用される模様。
IP-AdressとかDomain Name Serverとかね。
これで、PCMCIA経由のネットワークは完璧でしょ。
カードをソケットに指して「ピッピッ」と2回高めの音がなると成功。
1回目の「ピッ」はハードウェア的に認識できたことを示し、
2回目のはソフトウェア的に認識できたことを示す。
ダメなら「ブッ」と低い音が出る。最初は出まくったものだ。
さて、いよいよXを立ち上げよう。
$startx
うん、なにやら、動いている。右端にタイルがでているし、ktermが開いている。
しかし、タイルの上二つが、なぜか空っぽ。一番上はクリックするとずるっとメニューが開く。それぞれのメニューにアイコンがあるのに、本体にはない。よくわからん。二つ目にいたっては、クリックしても何も起こらん。これは如何?
理由は「色数が256色(8bit Color)しか出ていない」ことが原因であった。Xの起動時にデフォルトで256色になっているよーだ。これを64000色(16bit Color)にしたい。どうやって設定するのか?
困った時のメーリングリスト。
先達が多いと言うのは本当にすばらしい。
回答
/etc/X11/XF86Configに一部追加すれば良い。
Section "Screen"の部分に DefaultColorDepth 16を加える。
これでデフォルトで16bit Colorとなる。
一度Afterstepを閉じて、再度起動すると今回はタイルも全てのアイコンが見えるようになった。
ちなみにX起動時に色数を指定するには
$ startx -- -bpp 8
とする。
ダウンロード -> ~/temp/im-100.tar.gz
# cd ~/temp
# gzip -cd im-100.tar.gz | tar xvf -
# cd im-100
# ./configure
# make install
# cd ..
# rm -r im-100
ダウンロード -> ~/temp/mew-1.93.tar.gz
$ gzip -cd mew-1.93.tar.gz | tar xvf -
$ cd mew-1.93
ここでmakefile内でいくつか変更する。
$ vi makefile
mewを用いるのはemacsなので、
#EMACS = emacs -> EMACS = emacs
EMACS = xemacs -> #EMACS = xemacs
実はPJEではすでにmew1.70がインストールされている。
/usr/local/share/emacs/site-lisp/mew-1.70
これとバッティングしないように、インストール先を変更する。
ELISPDIR = $(PREFIX)/share/emacs/site-lisp/mew-1.93
あと、emacsのinfoで利用するために、
INFODIR = $(PREFIX)/info
以上の変更点を押えておけば、あとはお決まりのステップへ。
$ make
$ su
# mkdir /usr/local/share/emacs/site-lisp/mew-1.93
# make install
# make install-info
# cd ..
# rm -r mew-1.93
ダウンロード -> fetchmail-4.6.0.tar.gz
$ tar zxvf fetchmail-4.6.0.tar.gz
$ cd fetchmail-4.6.0
$ ./configure
ここで、Makedependent Errorがたくさん発生するが、気にしなくていいらしい。
$ su
# make
# make install
# cd ..
# rm -r fetchmail-4.6.0
---------------------------------------
set daemon 600poll pop.mail.hoge.ne.jp
protocol POP3
user inamura
password hogehoge
keep
mda "/usr/sbin/mail.local %s"
---------------------------------------
あと .fetchmailrcの保護を設定。少なくとも0710以上。
$ chmod 0710 ~/.fetchmailrc
これをやり忘れると、fetchmailを起動する時、文句言われて
起動しない。
設定の説明
set daemon 600
これは、600秒毎に起動するようにデーモン化するコマンドだ。
poll pop.mail.hoge.ne.jp <- POP serverを指定
protocol POP3 <- プロトコルを指定
user inamura <- アカウント名
password hogehoge <- パスワード
keep <- これはPOPserverにメールを残しておく設定
mda "/usr/sbin/mail.local %s"
<- 来たメールを各ユーザー毎に振り分けるシェルスクリプトmail.localへ受け渡すらしい。inamuraなら/var/spool/mail/inamuraへ。
システム全体のデフォルト設定は、/usr/local/lib/im/SiteConfigで行う。
# cd /usr/local/lib/im
# vi SiteConfig
僕がやったのは、以下の行をアンコメントしただけ。
MailDir = Mail
InboxFolder = +inbox
DraftFolder = +draft
TrashFolder = +trash
PreserveDot = off
FolderMode = 0700
MsgMode = 0600
ContextFile = context
一方、個人の情報は、各アカウントでimsetupを実行する必要がある。
# exit
$ cd
$ imsetup
あといくつかの質問に答えれば、
~/.im/、~/Mail、~/Newsといったディレクトリができる。
今の設定は~/.im/Configに書かれている。
しかし、imsetupによる設定では全然足らない。
特に、今回IMでSMTPサーバーへ送り付けるのでそこの部分だけでも設定する。
$ vi ~/.im/Config
なかほどのSmtpserversにSMTPサーバーのアドレスを加える。
Smtpservers = mail.hoge.ne.jp
といった具合。
まず、emacsで呼び出せるようにする。
$ vi .emacs
(setq load-path
(append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/mew-1.93")
load-path))
変更点は2行目の最後をmew-1.70からmew-1.93にする点。
あと、以下の部分をコメントアウト。そうでないとMew終了時にエラーが出て終了できない。
;;(setq mew-init-hook
;; (function
;; (lambda ()
;; (setq kill-emacs-hook (function mew-mark-process-all-folders)))))
これまでの設定で、~/Mail/inbox、~/Mail/draft、~Mail/trashのフォルダができて、それぞれ受信簿、送信簿、ゴミ箱になっている。
ところが、この送信簿はあくまで一時的な物であるから、メールが送られれば、消えてしまう。個人的には、これとは別にoutboxを作って、出したメールのコピーを保存しておきたい。
その設定は、メールのヘッダにfccを追加することで解決する。
以下のように、新しいディレクトリを作り、
~/.emacsに新しい設定を追加する。
$ mkdir ~/Mail/outbox
$ vi .emacs
…
(setq mew-fcc "outbox")を追加
また、常にヘッダにfromを付けておきたい時は
(setq mew-from "Yasuhiro Inamuraといった設定を加える。")