Vineをかじろう

何とかインストールしました・・・

私のインストール実績

○対象
Sony PCG-505G (PentiumMMX200MHz,64MB,2GB)

○利用できた周辺機器
PCMCIA SCSI Card: Bufferlo IFC-DC
CD-ROM Drive : Pioneer PCP-PR1(For Macintosh)

○ソース元
Unix User 3月号 付属CD-ROM (Vine-Linux0.9β)
Unix User 4月号 付属CD-ROM (Vine-Linux1.0β)
Unix User 6月号 付属CD-ROM (Vine-Linux1.0)

○手順
Unix Userを参照。
基本的には
1、ハードウェアの準備
2、Boot disksの作成
3、Boot diskによるLinuxの起動
4、インストール
5、セットアップ

○実行!
1〜3まではどのディストリブーションでも同じであろう。
インストールも回数をこなせばしろーとでも何とかなる物だ。
4ではインストール時の画面でほぼ日本語が使用されているので、理解はしやすいはずである。
私自身は、すでにHardDiskのパーティションわけは行っていたので、あとはBoot.img、Supp.imgをディスクに落してインストールに励むつもりであった。

さて、以前と同様に、ハードディスクからのインストールが簡単であろうと必要なディレクトリを、さくっとDos領域にコピーし、そこからのインストールにチャレンジした。前回の成功に味を占めたのだった。
だが、Bootディスクで起動後、インストール元の設定に入ったところで選択しても「そんなディレクトリ見付からんでぇ」
といってインストールが停止する。
何度か繰り返すものの症状は変化しない。
そこで手持ちのPCMCIA SCSI CardとCD-ROM Driveを試すことにした。
PCMCIA カードを利用するにはBootディスクの他にSuppディスクが必須である。
インストール初期にPCMCIAカードを使うか?の問に対してYesと答えれば、Suppディスクをフロッピィドライブに入れるよう指示され、その通りにするとSuppディスクの中身が読みとられる。読みとりが終了すれば、PCMCIA のデーモンが起動し、カードを挿入できる状態になる。で、さっそくカードを指す。
「ぴっ、ぶっ」
すなわちハードは認識してもドライバが組み込まれていないと言うことである。
だめか。
はっきり言おう、この時点で僕はVine-Linuxのインストールをあきらめたのだ。
この、軟弱者め!!

さて、前から興味のあったVine Linux、こいつのメーリングリストに登録していたのだが、これがまた、すごい流量なんである。
その中にHardDiskからのインストールに失敗した人の話もあった。
解決策はRedHat5.2のBootディスクを使えというものだった。
一方で、PCMCIAカードが認識しているのに「ぴっ、ぶっ」と鳴るという事例が紹介されていた。
これだぁ!
逆にいえば「ぴっ、ぶっ」と鳴っていてもカードその他が認識されている可能性があるということである。
=うちのPCMCIA card + CD-ROM driveでも行ける?

ちょっと期待に胸をふくらませつつ、再インストールにチャレンジ。
Bootディスクで立ち上げ、Suppディスクを読み込ませてPCMCIAカードのデーモンが起動される。
カードを挿す。「ぴっ、ぶっ」
インストール元をLocal CD-ROMにする。
するとCD-ROMドライブが回り出して、CD-ROMを初期化中とかでて・・・
うぉ?、やりましたね。無事マウントできたようだ。
あとはインストールを続けるのみである。

RedHat系をすでに何度かインストールしていた経験から、あまり迷うこと無く進めることができた。
やはり、前もって苦労していると楽だね。

一番感動したのは、インストール直後のX設定である。
前までは、RedHat社からダウンロードしてきていろいろやってたが、 XFree86がNeoMagic社のドライバーを組み込んだおかげで、 自動的にChipから解像度まで認識してくれるのでありがたい。

とにかく、表示が日本語なのが大助かりである。

rootでログインしてみて問題ないようなので、各種設定に突き進むのであった。


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