- ○Namazu
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参考 Unix Users 11月号 107P
/usr/doc/namazu-1.3.0.2/namazu/ja/*にあるドキュメント
namazu君は、日本語全文検索システムである。
ま、簡単に言えば、ハードディスクに眠っている膨大な日本語テキストデータの中をそのまま検索できる、とっても使いでのあるものだ。
一度indexを作ってしまえば、あとは検索も早いし。
Vineにはプリインストールされているので、いつでも使い始めることができるのも魅力だ。
あと、本来はコマンドラインから制御するのだが、tknamazuなる簡単なGUIをつけたnamazuを利用するのが初心者ってもんでしょう!?
- 利用の概要
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1)indexデータベースの製作(mknmz)
2)namazu(tknamazu)を利用して検索
- 具体例
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/home/hogehoge/Mail/workにあるメールに対してデータベースを作成する。
検索のindexは、/usr/share/namazu/indexに専用ディレクトリを用意する必要がある。
# mkdir /usr/share/namazu/index/workmail
そしてデータベース製作。
# cd /usr/share/namazu/index/workmail
# mknmz -ah /home/hogehoge/Mail/work
(注意点)mknmzは現在いるディレクトリにindexデータベースを作るので前もって専用ディレクトリに移動することが必須である。
また、-ahといったエクステンションは、
-a:全てのファイルを対象とする
-h:Mailのヘッダをそれなりに処理
を意味するが、詳しくは/usr/share/namazu/doc/ja/manual.htmlを参照。
次に、常に更新されるメールであるから、1日に1度データベースも更新するようにcronに追加する。
# vi /etc/cron.daily/makenamazu
#! /bin/bash
cd /usr/share/namazu/index/vine-users
/usr/bin/mknmz -ah /home/jane/Mail/ml/vine-users > /dev/null &
あとは再起動でなんとか動いているみたい。
- 使用方法
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tknamazuを立ち上げるのが良いでしょう。
Vine-LinuxのWindowMakerのDockには登録されてますし。
あと、今作成したデータベースをtknamazuに登録するには
File->Add DBのメニューを選んぶといいし、
検索対象のデータベースを取捨選択するには
File->Select DBから行えます。
- ○音楽CDを聞く
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用いたソフト XPlaycd (メインメニュー -> ユーティリティ -> サウンド -> CDプレイヤー)
参考 Linux CD-ROM HowTo 日本語版 5.1章
(JF/CDROM-HOWTO.euc.gz)
ちなみに各種CD-ROMのデバイス先
IDEがらみ(PCGA-CD5)・・・/dev/hdc
SCSIがらみ・・・・・・/dev/scd0
注意点
1)音楽CDはぜってーマウントしない!
2)XPlaycdなどは、/dev/cdromに対して制御を行う。
したがって、最初に
# ln -s /dev/hdc /dev/cdrom (IDE)
もしくは
# ln -s /dev/scd0 /dev/cdrom (SCSI)
を実行する必要がある。
3)さらに、ユーザーが利用できるように
# chmod 666 /dev/hdc
# chmod 666 /dev/scd0
以上の注意点を守れば、XPlaycdが動き出す。
- ○gimp 日本語メニュー
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Vine-LinuxにインストールされているGimpは英語メニューだ。
しかし、すでに日本語化されたメニューも入っている。
設定を以下のようにすれば「いける、いけるぞ!」
$ cd
$ mkdir .gtk
$ cd .gtk
$ tar zxvf /usr/doc/gtk+-1.0.6_jp/gtkconv-1.0.6/japanese-menu.tgz
ついで、~/.bashrc に、以下を追加
export GDK_CONV=""
以上だ。簡単だね。Project Vineの方々に感謝!!
- ○WordpPerfect 8
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- ダウンロード元
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Corel WordPerfect 8 for Linux
(注意)ここでダウンロードできるのは"GUILG00.GZ"と言うファイルである。これは一見ZIPしてあるように見えるが、内実はtarで固めただけである。従って、ダウンロードした後に
$ mv GUILG00.GZ WordPerfect.tar
と名前を変更しておくのが望ましい。以後はこの作業を行ったと仮定して進める。
- インストール
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既に~/temp/WordPFというディレクトリにWordPerfect.tarがあるものとする。
とすると後は簡単。
$ tar xvf WordPerfect.tar
$ su
# ./Runme
- 格納場所
- インストール終盤に尋ねられる。私は/usr/share/WordPerfect8とした。
- 起動
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$ /usr/share/WordPerfect8/wpbin/xwp
と直接叩くか、パスの通してある所に
#! /bin/bash
/usr/share/WordPerfect8/wpbin/xwp &
なるスクリプトを書いて、起動させている。
つまり、~/bin/wordperfectとか、/usr/local/bin/wordperfectとか。
単なるシンボリックリンクを張っただけだとだめだった。
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