- ○Xでの設定
基本的に/etc/X11/XF86Configをいじれば良い。
- ・キーの変更 Caps<->Ctrl
-
# vi /etc/X11/XF86Config
# XkbOptions "ctrl:swapcaps"
をアンコメント、
さらに、
XkbDisable
をコメントにする。
- ・デフォルトで16bitカラー表示
-
Section "Screen"
の中へ、
DefaultColorDepth 16
を加える。
$startxで起動できるが、デフォルトのWindow ManagerはWindowMakerである。
AfterStepと同様、かっこいいぞい。
そして、ディスプレイが8bit Colorでも、アイコンなどをダウンスケールして表示してくれるので、AfterStepの時のように、とっさに悩まなくて済んだ。
個人のWindowMakerの諸設定ファイルは、すべて$HOME/GNUstepディレクトリにおかれる。
起動時に$HOME/GNUstepがなければ、自動的にデフォルトのGNUstepをホームに作ってくれる。
なんかいじりすぎてやばくなったら、GNUstepディレクトリを消去して最初から設定しなおすのも一つの手。
WindowMaker上でのDockなどについてはこちら
- ・仮想ディスプレイ
-
Afterstepでは、仮想的な大画面を仮定してディスプレイはそれをのぞく「窓」という定義であった。
一方、WindowMakerでは、各画面は大きさが固定で複数の画面を切り替える形をとっている。一画面が大きな場合(大半のデスクトップがそうだと思うが)この方式は有効だと思われるが、画面の小さいノート型では、この条件は不利に働く。
いくつかのXアプリケーションが画面より大きな窓を開く。そのたびに窓を移動させるか、窓の大きさを修正せねばならない。
こんなとき、仮想画面があれば問題はカーソルの移動だけで済むため便利だと思われる。これは最近知ったのだが、ビデオカードのメモリ制限内であれば、ある程度の仮想画面を定義できる。
section "screen"の中で、Virtual 800 600をVirtual 800 800に変更するだけで画面はかなり有効に使える。欲張って1280 とかにしたときはXが立ち上がらなかったのでメモリの制限を受けていると思われる。
Virtual 800 800の状態では画面の上下に余裕が生まれる。カーソルを画面の下端、上端へ持ってくれば画面はするすると移動する。
- ○PCMCIA
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corega PCC-Tはすでに/etc/pcmcia/config、/etc/pcmcia/config.optsに登録してあるので、以前やった設定は書かなくとも一発で利用できる。
ありがたやぁ〜〜〜。
こういうところが、いかにも日本で作られたって感じだ。
- ○ネットワーク
- rootでログイン
#netcfg
もしくは
バックグランド右クリック(メインメニュー) ー> いろいろ ー> administration ー> Network Configuration
- ○新規ユーザー登録
- rootでログイン
対話型のadduserを期待したが、Slackwareとなんか違うので、
どうせ違うなら・・・とXを用いた設定をやってみた。
#usercfg
もしくは
バックグランド右クリック(メインメニュー) ー> いろいろ ー> administration ー> User Configuration
[Users]ボタン ー> [Add]で設定
注意点をひとつ、
passwordを設定する時、欄の脇のプルダウンメニューを押して、[change Password]を選ばないとログインの時パスワードではねられて、えらい目に会うぞ。
ここでの設定は当然ながら、
/etc/passwd
に反映される。
- ○su
-
su -
で/sbin等にパスが通る。
なんかSlackwareとは違うからね。
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